グッドスマイルカンパニー 1/7
Fate/Unlimited codes セイバー・リリィ 〜全て遠き理想郷(アヴァロン)〜
さてさてさて。

発売され続けるフィギュアの中でも特に出来の良い逸品について、
『好きすぎてなかなかレビューできない』『出来が良すぎてなかなかレビューできない』
という悩みをお持ちのフィギュアレビューサイトさんは実は意外に多いのではないか……と思わないでもない今日この頃。
まぁそれ以上に『大きすぎてレビューできない』という切実な悩みのが増加傾向、とも思いますが。

何せ出来の良いフィギュアというのはレビューするのに体力を使うというか、気合がいるというか、
とにかく生半可な気持ちでやっちゃうと後々「もうちょっと頑張って作るべきだった……」と後悔するのであり、
リベンジしようとか思うとまた気合が必要になったり、という無限ループに陥る可能性もありまして。
なので、よっぽど気力体力が充実してるタイミングでもないとなかなかレビューできないアイテムだったりするのです。

んで、さとっちさんの場合はソレに該当したのがこのセイバー・リリィさん。
届いて開封してあまりの出来の良さに驚嘆し、飾って眺めてひとしきりニヤニヤした後になって
「さぁどうやってレビューしたものか(サイズ的なもの含む)」と気付いたんですよねー。

サイズ的なものはグラペをB1サイズにすることで解決しましたが、あまりにも出来が良いのでヘタな撮影とかレビューはできんなぁ、
というプレッシャーに負けて今まで放置しておりましたー。
ただまぁ一念発起したこともありまして、1ヵ月半ほど経過しましたがレビューさせていただきますよー。


ちなみにあらかじめ申し上げておきますが、公式では『カリバーン+アヴァロン』の組合せが本来の姿です。
ただ、やはり『エクスカリバー+アヴァロン』という組合せが好きなので、今回はエクスカリバー+アヴァロンをメインで撮影しました。
ご了解下さい。
っということでまずは恒例の全身グルリ。
初っ端から情け容赦無しの大サイズ画像構成ですがごめんなさいね!反省しませんけど。

というのも、あまりにも美しい造形と鮮烈なポージングがちょっとツボすぎまして、小サイズでの掲載はやはり断念せざるを得ないのです。
何せ先述のとおり『あまりにも出来が良くて撮影とレビューするのが怖い』というぐらいにお気に入りなので、ええ。

サイズは1/7ですが、横と奥行き方向に非常に大きく場所を取る造形になっています。
ただ、それだけの場所を提供するに値する傑作フィギュアとなっていまして。
さとっち的にはもう09年のベストオブフィギュアですね。
引き続きまして上半身。
通常の青セイバーよりも露出度が高い衣装デザインながら、実に清廉な印象に仕上がっています。
甲冑周りの重厚感、肩〜脇のラインの生々しさ、上腕をカバーするドレスの造形の可愛らしさなど、全てが融合して『美しい』。
エクスカリバーを振るいあらゆる敵を退ける、まさに最強のサーヴァントを具現化した佇まいです。素晴らしい……。

(画像ロールオーバー)
セイバーさんの顔周り。
今までそれはもう『大量に』と言ってもいいぐらいの数がリリースされてきたセイバーさんですが、
その中でも一番セイバーさんらしい顔に仕上がっていると思います。めちゃくちゃ美しく凛々しくカッコいい。そして可愛い。
髪の毛のモールディングも恐ろしくシャープですし、剣風を受けて翻る髪、というシチュエーションがまた良いですね!!

あと髪の毛、青セイバーさんでは『メロンパン』と呼ばれた髪の毛は大き目のリボンでポニーテールに。
これによって、ひときわ『女の子』であることが強調されていますね。 あとアホ毛。

(画像ロールオーバー)
肩とか上腕とか鎖骨を守る気がないブレストアーマーは素晴らしい出来で、シャープかつ重厚。
実際に『身に纏っている』感が良いですねぇ。
さんざん巷のフィギュアレビューサイトさんで絶賛されまくっていたセイバーさんのワキですが、
なんというかもう言葉を失うぐらいに素晴らしいワキですチクショウ。いっそ悔しいぐらいです(何故)。

最近結構数多くワキフィギュアを採り上げていますが、このリリィさん、トップに立ちました。
はい何だかもうご馳走様ですおっぱいです!!

ということでせーーのっ!!!


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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
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   し ⌒J
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡  おっぱい!おっぱい!
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セイバーさんといえばバストサイズは秋葉と同じ、ということで『ちっさい』イメージが強いものの、このリリィさんは実にご立派。
『落ち着け、白は寄せてるだけだ!』という指摘もいただきましたが、それでも青セイバーさんよりおっきいですよね!!!
最強なのは赤セイバーさんだけどな……。

ドレスの内側にあるおっぱいの柔らかさ・弾力さえも感じさせるこの造形、匠の技とお見受けしました。
背中のラインの美しさとワキとおっぱいを堪能できるアングルで。
何かもうこれだけでお腹一杯と言っても過言ではありません。素晴らしい造形です。
実に『女の子』を感じさせる艶かしい背中。
ゴツゴツしておらず、滑らかな曲線と起伏に富んだ造形が『触りたい』という意欲を掻き立てます。
手甲の造形も金属の重なりを感じさせるものになっており、非常にシャープ。
剣を握る右手は貫通型で、剣の柄を差し込む仕様です。保持力良し。
リリィさんの脚周り。左側面からのカットはアヴァロンが凄く邪魔なので止めました。

しかしアレですね、久々にベースが大きくても「うん、仕方ないね!!」と笑顔で許せるタイプのフィギュアですね!!!
地面を踏みしめる力感が良く伝わってくる素晴らしいポージングもそうですが、
何よりも随所に施された素晴らしすぎる造形のためなら置き場所が少々大きくても仕方ありません。
腰部を守る甲冑の出来は絶品。 美しい曲線とカッチリしたエッジの融合具合が絶妙です。
薄さ(厚みを感じさせる薄さ)も心地よいですし、塗装の重厚感も良いなぁ。
青セイバーさんはペティコートの下に乗馬ズボンのようなものを穿いていましたが、
このリリィさんはそんなものなし!!白い下着にガーターストッキングという、実に魅力的かつ艶かしいセレクトです。
普通に飾っている上体でも後下方から見上げるようにするとフトモモとガーターストッキングが見えてたまりません。

あと下着のシワが思いっきりお尻の谷間に食い込んでる造形表現になっておりまして性欲を持て余します。困る。

(画像ロールオーバー)
百合騎士王様、あまりにも魅力的すぎますこのストッキング。エロいよー。
純白下着は布団と側もキッチリ作りこまれていました。
シンプルなのがちょっと残念かな、レースとかシルクっぽさがあれば完璧でした!!(注:普通に飾ってるとどう頑張っても見えません)

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セイバーの宝具、エクスカリバーとその鞘にして最強の盾でもあるアヴァロン。
アヴァロンにエクスカリバーをちゃんと納刀できるのが嬉しいところ。どちらも塗装・造形の精度ともに申し分ありません。
アヴァロンは裏側に左手首への接続用ダボ穴が設けられています。

(画像ロールオーバー)
アヴァロンが宙に浮いている、という難しいシチュエーションですが、左手首からクリア成型の棒を伸ばしてアヴァロンに接続することで、
浮遊感を再現しています。お見事。
樹脂棒は四角柱なので、アヴァロンが勝手に垂れ下がってきたりしないのも嬉しい。

(左画像ロールオーバー)
左手首は接続用の棒が生えていないものも付属。
アヴァロンがあると地味に飾りにくい、という人はこちらを使用すると良いでしょう(ぇー)。
本来の王の剣、カリバーンもまた非常に美しい塗装と造形。
ただ、残念ながら青と金が美しい鞘は付属していません。
カリバーンを振るった状態で全身をグルリと。
アヴァロンが左手から離れるだけでも結構印象が変わりますね。
セイバーさんはエクスカリバーを涼手持ちで振るっている印象が強いですが、片手持ちも良いなぁ。
ゾクッとするぐらいカッコいいなぁしかし……。
凛々しく、美しく、可憐かつ清廉、そして苛烈。
もはや青セイバーさんからは拭いきれない腹ペコ王の要素を微塵も感じさせない、実に見事な逸品だと思います。
ベースはプラ製で、アインツベルン城の床をモチーフにした楕円形のものが付属。
激闘でひび割れ、表面のタイルが剥がれ砕かれた表現が美しくも壮絶です。やはり相対するのはバーサーカーか。
『Fate/unlimited code』のロゴマークが入っているのも嬉しい。
ちょっといつもと印象変えて撮ってみましたが、やっぱりこういうのはちょっと難しいですねー。
でも個人的にはお気に入りの一枚。
最後はねんどろいどセイバー・リリィさんと合わせまして。
実はFigmaのリリィさんもあるんですが、ソフトごと全部ひっくるめてまだ開封していませんゴメンナサイ。本気で。
しかし本当に最近はこのリリィさんの方がセイバーさんの本体みたくなってきましたねぇ(笑)。

っということで、グッスマのセイバー・リリィさんでした!!!
大量にフィギュアがリリースされる中でも一際強い輝きを放つ、傑作フィギュアだったと思います。大満足。
いやはやしかし、青セイバーさんの決定版たりえるフィギュアが出る前にリリィさんの決定版が出てしまうとは。
というか、これが『セイバーフィギュアの決定版』というコトになりそうですね(笑)。