海洋堂 リボルテックヤマグチNo.033
新劇場版エヴァンゲリオン エヴァンゲリオン零号機
さてさてさて。

気が付けば『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』の公開がもう来月1日となりまして、あと10日ほどに差し迫った今日この頃。
案の定というかなんと言うか、それに合わせて各種の商品展開も行われており、雑誌や何やでエヴァの記事を見かけることも多くなっております。

まぁさとっちさんのエヴァ劇場版の記憶と言えば、シト新生だったかを見に行ったときに前後左右をデブのリュックのバンダナに囲まれ、左隣のクソデブが映画の粗筋を全部俺に話しかけて来ましてですね、今だったら「うるせえよクソデブ黙れオイコラ俺は今回が初なんだよテメエが二回見てようが三回見てようが知るかボケ叩きだすぞ」といった内容の言葉を出来る限りオブラートに包みつつ言い放つ権利も義務もあるのでそれを実行するとは思うんですが、当時の私はまだ若く。
はぁ、そうですかとか言いながらデブのネチっこい口調に耐えつつあの意味不明な庵野オナニー映画を見るという拷問に曝されたワケですよ。それ何てプレイですか、いやマジで。

……閑話休題。

そんなワケでさとっちさんからしますとエヴァの劇場版への印象はもう最悪なですが、まぁ機会があれば見てみようかな、と思っていたり。公開が梅田だとシネ・リーブルっちゅーのもちょっとね、うん。


で。海洋堂が誇るアクションフィギュアシリーズ『リボルテック』。
すでにシリーズ30作を超え、エヴァに続くバリエーションの鬼『超時空要塞マクロス』シリーズが商品化決定したことで、今頃宮脇専務の笑いが止まらないんじゃないかと思いますが、それはさておきまして。
散々発売してラインナップの1/3がエヴァ関係、という恐るべき事態を引き起こしながらもまだやめないのが海洋堂。
今回も今回とて、劇場版の新設定を反映した初号機と零号機を発売してくれやがりました。
初号機も届いてましたが、まずは零号機から。
改装前のバージョンですが、TV版だと黄色一色だったのがグレーと白と黄色になっていてちょっと驚いてみたり。
ただ、馴れるとそんなに気にならないというか、試作機らしさが出ていて非常に良いなーと思ったり。

プロポーションはかなり良い感じかな?膝立ちもキレイに決まりますし、素立ちの方もシリーズ初期のエヴァ初号機より圧倒的にキレイです。
膝関節には新設計のダブルジョイントが。
可動範囲の拡大と、関節ラインを美しく見せるのに一役買っております。ワリと構造的にはベタなものですけどね。

オーバースロー

アンダースロー
はい、そんなワケでついウッカリやってみたくなったんだ!!
めっちゃ広い関節可動域と、人体に比較的近い関節位置を見てるとこう……体が疼いてな?(変態め)
でも普通にハイキックとかさせるより、こっちの方が面白いでしょ?  ……多分。

アンダースローとオーバースローの再現方法の違いは、やっぱりアンダーの方が右ひざを地面に近づける点でしょうか。
あと本来ならグラブ付けてる左腕の位置とか。振りかぶった右腕のラインもね。

しかし今回、ボールにちょうどいいサイズの球体が見つからなかったのが痛恨ですコンチクショウ。今度探そう。
そんなこんなで付属品一覧。
右から時計回りに、
・ガトリングガン
・マゴロク・エクスターミネート・ソード
・マゴロク・カウンターソード
・パレットライフル
・各種手首
・アンビリカルケーブル
・リボ球使用スタンド

となります。
パレットライフル。
何か想像以上に小さい感じがします。ライフルというかPDWぐらいの感じですね。
全体的にもう1回り大きくても良かったんじゃないかな?あと厚みがもう2mmぐらいあれば。
マゴロク・カウンターソード。
シリーズ初期に発売された初号機にはエクスターミネートソードが付属したものの、カウンターソードは無かっただけにちょっと嬉しいところです。
形状的には直刀になってますが、印象は悪くありません。零号機のスタイルだとちょっと忍者っぽい構えが似合うかな?

……はいそこ、「全身が黄色とグレーと白なんて目立つ色の忍者はいねえよ」とかいう言葉禁止。
マゴロク・エクスターミネートソード。
こちらもカウンターソードと同じく、元デザインから直刀に変更されています。それにしても長いな……。
かなりハッタリの効いたポーズにしないと逆に決まらないので、大上段に振りかぶって突撃とかそんな感じが良いかな、と。


……それにしてもどうしてマゴロクシリーズ、鞘が付属しないんでしょうか……orz
ガトリングガン。何この大きさ。 素材はPVCとなっており、皆様の予想通りめっちゃ重いです。
グリップ〜ストックあたりはABS製かな?カッチリした感じの造形が良いですね。

グリップを覆うハンドガードはヒンジによって開閉可能で、一度ハンドガードを開いた後、グリップに武器握り手を接続し、再度閉じることで保持完了します。
このとき、武器持ち手首にはリボルバージョイントを付けたまま作業する方が良いですよ。
ガトリングガンはその重さゆえ、立ち撃ちポーズだと間違いなく倒れるので膝撃ちで。
劇場版では初号機の武装のようですが、初号機のセットには入らなかったためかコチラに封入されています。

……まぁそれを言うならマゴロクシリーズもそうですけども。
零号機が売れ残る可能性は高いですし、まぁコレはコレで仕方ない。
アマゾン見てるとそれに関して否定的な意見が多くて驚きましたが。ヤシマ作戦セットはどう考えてもエヴァ本体と同梱できねえよ!!
最後はヤシマ作戦武器セットの単独防御兵装と。コッチはまた別の機会でレビューします。

そんなこんなで零号機でしたー。
商品展開にエヴァが多すぎるという批判は実にもっともですが、それと出来の良さはまったく別次元の問題ですし。
さとっちさんはシリーズ初期の初号機の出来に納得いってない人ですから、今回の展開はちょっと嬉しいところですよ。

……さて次の初号機とヤシマ作戦武器セットはいつのレビューになることやら……(遠い目)