ダイキ工業 1/12
山田屋の悪魔さん 1/12Ver.
さてさてさて。

figmaのシリーズラインナップが恐ろしい勢いで充実し各キャラのパーツ挿げ替えで遊んだりしている形も多いかと思いますが、
最近でいうと『Se:きらら』のパッケージ版に付属した神楽亜矢の裸Yシャツ素体の汎用性が尋常ではなく。
なおかつそのヘッド自体の汎用性も洒落にならんほど高すぎるという奇跡を目の当たりにしておりまして、
マックスファクトリーさん早く再販してくんないかなぁと思ってる人も多いんじゃないでしょうか。

また、フリーイングから出ているex:rideはスケボーからバイク、セグウェイもどきに自転車などで充実してきておりまして。
スケールフィギュアだけではありえなかった『遊び』のスタイルが広がっているなぁ、と肌身で感じる日々です。

ただ、やはり現状だとリボルテックの海洋堂とfigmaのマックスファクトリー、オプションのフリーイングという住み分けですので、
もうちょっと業界が相互連動して、フォーマット化された遊びのスタイルが出てくるといいなーと思っていたところ、
全く想像外のところから核弾頭を叩き込んできたのが、今回のダイキ工業です。

ダイキ工業といえば最初で最後のレビューがバニーハルヒで、その出来は素晴らしいものがありつつも、
その後は「出来はいいけど興味が無いジャンル」というのが多すぎて殆ど買ってませんでした。
ただ、オーキッドシードと同じで着々とレベルアップしてきてるメーカーだよねー、と思っていたところ、
一体何があったのか、と思うしか無い1/12スケールでの立体物展開を開始しました。

第一弾は以前に発売されていた『山田屋の悪魔さん』のイベント会場限定版である『山田屋の悪魔さん 白Ver.』のダウンサイジングVer.(ややこしい)と、『Sub-machine gun真奈』
後者は核弾頭どころじゃなく水爆みてえな破壊力がありまして、購入しつつもちょっとレビュー作れないアイテムなんですが、
とりあえずは悪魔さんの方から。
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/12となっているため、ほぼfigmaと同じサイズだと思ってもらえば良いと思います。
可動部分が殆ど無いため、プロポーションは非常に良好です。
膝立ちポーズですが倒れたりすることはなく安定感も良し。
顔はまぁこのサイズなら及第点というか、結構良い感じじゃないでしょうか。
髪の毛はクリアパープルで成形されており、かなり良い感じになっています。
リボンは細い布で、自分で結ぶタイプ。サイズゆえにかなり手間取りますので、
ピンセットとか用意しておいた方が良いですね。
首には可動軸が設けられており、上下・左右へのスイングが可能となっています。
さらにこのジョイント、figmaと完全な互換性がありまして、ええ、もう、本当に。
色々と汎用性が高いんですが、それはまぁ後でな!!!
背中から生えている悪魔の羽はこれまたクリアパープルでの成型。
グラデーション塗装が綺麗に決まっていて、光をあてるといい感じですね。
背中とは接続ピン一本で固定することになっており、角度変更が可能です。
おしりから生えている尻尾もこれまた別パーツ。
ベンダブルかな?と思ったけど、そうではなくちょっとだけ残念。
裏面はピンクで塗装されていてやや淫猥な感じですね(笑)。
クリアパーツで成形されたエプロンは『自己責任において』脱着可能ですが、責任を負いたくないのでさとっちさんはスルーだ!!(ぇー

しかしずらすことは可能で、ちゃんとピンクで塗装された乳首なんかもバッチり拝めます。素晴らしい。
そして股間はこんな感じでムチムチのフトモモの間に見える魅惑のゾーンが!!むしろスジが!!!!!

正直こういうチャレンジ精神は大歓迎というか、ダイキ工業いいぞもっとやれ。
うちにあるfigmaの頭部を色々と付け替えてみましたが、
一番グッと来るのは柊つかさでした(笑)。
あとfigmaムギちゃんとかシャマルさんはアダルトな感じが(ムギちゃんは表情的な意味で)良いですね……。

そして神楽亜矢の汎用性は異常。なんだこれ。もはや専用ヘッドじゃないか……。

注意点としては、首部分がそこまで長くないため、ジョイントパーツが少々見えやすい点。
ジョイントを隠しやすいタイプの頭部構造になってる(ロングヘアとか)モノが使い易いですねー。
あとなのはシリーズで言うと、シグナムさん・フェイトさん・なのはさんはあんまり馴染みませんでした。
惜しいなぁ特にフェイトさんは……。


っということで、ダイキ工業の悪魔さんでしたー。
オリジナルである1/6スケール版は数量限定ということもあり、殆ど入手できない状況になっているため、
今回の展開は嬉しいところですねぇ。
こうなってくると『山田家の天使さん』『山田家の天使さん2』あたりも、このフォーマットで発売して欲しいところ。