バンダイ S.I.C.極魂
仮面ライダー555 仮面ライダーファイズ アクセルフォーム
さてさてさて。

先日レビューした極魂ファイズがあっという間に店頭から消滅し、極魂オートバジンもあっという間に店頭から消失。
今までの極魂シリーズの売れ行きはいったい何だったのか、と思わず問いたくなる今日この頃ですが、
響鬼・龍騎シリーズをあざ笑うかのように、ファイズシリーズの第3弾が発売となりました。

特に今回は誰がなんと言おうとファイズの最強フォームであるアクセルフォームの発売ということもアリまして、
さーてどうなるかなーと思ってたらバジンについでしっかり店頭から消滅。
本家Si.I.C.では東映ヒーローネット限定販売だったこともあり、江戸の敵を長崎で討った人も多かったのではないでしょうか。

さとっちさんもSICアクセルフォームが出た頃はSICシリーズ全体の出来に不安を感じていたので買わなかったのですが、
後から後悔していたこともありまして、今回の発売はまさに待望!!サックリと購入いたしました。
まずは恒例の全身グルリ。
先日レビューしたファイズと同じサイズで、可動範囲などもまったく同じ。店頭から消える速度もほぼ同じ
……あとはブラスターモードがどれぐらい酷いことになるのか楽しみですが。
ひき続きまして軽く上半身ぐるり。

基本的にはファイズの通常モードと造形が共通しているものの、カラーリングの変更や展開された胸部装甲(フルメタルラング)などで、大きく印象が異なっています。

大きな変更点はやはり胸部装甲がカブトムシの甲羅のように中央から左右へ跳ね上げられて肩アーマーを形作っている点。
それから左前腕部にファイズアクセルが追加されています。
塗装でいうと目の部分が金色から真紅に変化したことと、全身のフォトンストリームのラインが赤色から銀色に変化している点ですね。
カラーリングはシンプルになったものの、カッコ良さはまったく衰えることがありません。素晴らしい。
左手首に装着されるツール『ファイズアクセル』からアクセルメモリを抜き、それをファイズフォンに通すことでこの形態へ変化します。
変化直後はあくまでも待機モード……とはいえ、35秒間しかこの形態を維持できません。

Start Up…
ファイズアクセルのスタータースイッチを押すことで、真の意味での『アクセルモード』へ。
アクセルモード自体は10秒間しか維持できませんが、あらゆる動作を1000倍の速度で実行可能。
初アクセルフォーム時にはロブスターオルフェノク(影山さん)を含む3体のオルフェノクを、
アクセルグランインパクトの連撃で撃退(うち1体は完全に撃破)するという圧巻のデビューを飾りました。

その後も北崎デルタのジェットスライガーによるミサイル弾幕からの脱出、ライオトルーパー隊との集団戦闘、
劇場版でのサイガとの高速戦闘などなど、印象深い戦闘シーンが揃っています。

また、『仮面ライダーディケイド』においてもこのフォームが登場。
ファンの念願だった『アクセルフォームVSクロックアップ』という夢のシチュエーションが実現。
ザビーの「クロックアップできないオお前など、俺の敵ではない」という挑発に対して、
「付き合ってやる。10秒間だけな!」の言葉にテレビの前で悶絶したのも良い記憶です(笑)。

(画像ロールオーバー)
アクセルフォームが『最強』と呼ばれるにふさわしい理由たる必殺技、アクセルクリムゾンスマッシュ。
さとっちさん的には『アクセル多段クリスマ』と呼びたいところですが。
TVでは終盤、ライダーたちを散々に苦しめたバットオルフェノクに対してアクセル多段クリスマ三連撃を叩き込んで撃破し、
劇場版でも2人だけの舞踏会を襲撃してきたライオトルーパー部隊を一瞬で殲滅したのが印象深すぎます。
TVシリーズ終盤、ライオトルーパー隊を一瞬で撃滅するシーンがカッコ良すぎるアクセルスパークルエッジも再現可能。
通常ファイズとは違い、相手をエネルギー波で拘束してから……ではなく直接斬り込んでいくのが特徴です。
ファイズエッジは極魂ファイズに付属していたものと同じ仕様。
両方揃えていれば、ファイズエッジ二刀流も可能です(左も握り手が付属)。
ファイズギアのコンテナケースも付属していますが、可動部があるわけでもないモナカ構造。
強いて活用方法を見いだすなら、使用しない手首パーツを入れておくぐらいでしょうか。
残念なことに、極魂ファイズに付属していて『紛失する可能性最高クラス』のフォンブラスターは、この中にギリギリで収まりませんでしたおのれディケイド。

このファイズアクセルモードで一番悲しいのは、ファイズショットは付属しているのに、ファイズショットを装着可能な手首が付属していない点なんですよね……。
初登場時の衝撃的な連撃グランインパクトのことを考えると、是が非でも付けていただきたかった……。
最後は当然、極魂ファイズと合わせまして。
最近こういう撮り方好きだよね、とか言わない言わない!!!
あ、バジンとアクセルファイズは絡ませにくいので今回はパスで。

っということで極魂のファイズアクセルモードでした!!!
極魂シリーズはこれが購入3個目なんですが、期待を裏切らないクオリティで満足度が非常に高いですねー。
置き場所も気にならずガシガシ遊べますし、Figmaのdi:stageとの相性も抜群ですし。
あとは問題のブラスターフォームがもう発売なんですが……いったいどうしたものか……。
どちらかというとバンダイにはカイザ&サイドバッシャー(完全変形)を出していただきたいものなんですが!!!!
魂WEB限定で7000円ぐらいまでなら本気出す。