バンダイ S.H.フィギュアーツ
侍戦隊シンケンジャー シンケンレッド
さてさてさて。

先日公開のシンケンオーに引き続きのシンケンレッドでございます。
こちらもまた昨年の魂フィーチャーズVol.1の大阪アンケートで人気爆発したことを受けての発売となりますが、
シンケンレッドに投票した身としてはニヤニヤが止まりません(笑)。

斯波家第18代目頭首・志葉丈瑠が変身する火のモヂカラを持った戦士であり、
その強さはまさしく折り紙つき。
久々に『文句なしに強いレッド』でありながら、きちんと人間的な成長の部分が描かれたのも好印象ならば、
さらにクライマックスでの大どんでん返しにテレビの前でひっくり返らされたあたりは小林靖子脚本の真骨頂。
そこからの怒涛の展開は語るだけ野暮というものではありますが、
終着点を決して見失わず、落ち着くべきところにどっかりと落ち着かせた話の作りは本当に見事でした……。

最新の劇場版『天装戦隊ゴセイジャーVS侍戦隊シンケンジャー エピックon銀幕』ではブレドランに拉致されて、
圧倒的な強さを持つ外道レッドとしてゴセイジャー・シンケンジャーの前に立ちはだかりますが、
その強さも納得できてしまう(無茶補正じゃないよなぁ的な意味で)あたり、惚れ込んでると言っても過言ではないですね(笑)。
まずは恒例の全身ぐるり。
劇中の印象からするとかなり脚が長めにアレンジされていますが、気になるのはそこぐらいかな?
シンプルな意匠でごまかしの効きにくいスーツをよく可動フィギュアに落とし込んだなぁと。
シンケンジャーの共通武器、シンケンマルは左腰のホルダーに装着可能。
レール部分を噛ませての保持なので、ポロッと落ちたりすることはありません。

殿と言えば、のシンケンマルを右肩に乗せた立ち姿もビシッと決まるのが嬉しいですね。
こういう、スラっとした立ち姿が印象に残る戦隊のレッドってそうそういない気がします。
頭部の造形もバッチリで、非常にカッコいいシンケンレッドだと思います。
下半身の可動範囲はこれまたシンプル故に優秀です。
足首はPVC製で、横へのスイング軸が無いのが残念。安定性もやっぱり落ちますし。
ただ、同時期発売のSHFオーズよりは接地性もいいのでそこまで気にはならないかな?
シンケンマルといえば流れるような剣さばきでの立ち回りが鬼のようにカッコ良く、
「これだよこれ!!!!!」とテレビの前で小躍りした記憶が(笑)。
シンケンレッドの専用武器、烈火大斬刀も付属。
オールプラ製でカチッとした造形が小気味良いですねー。
残念ながら大筒モードへの変形などは出来ません……いやまぁ仮にできてもさすがに自立できなくなるしね(笑)。

大剣としての使用の他、盾替わりにも使われたりした印象深い武器ですが、
やっぱり最終回の烈火大斬刀二刀流は本気で素晴らしかった……福沢さんマジすげえ……いやまぁCGも使ってますが。
姫レッドが足で刀身を蹴り上げながら振り回していたのも面白かったりと、記憶に残る武器ですなぁ。
プラ製で比較的軽量な烈火大残党といえど、こういう振りかぶった状態でも自立できるのは素晴らしい。

……モンハンP3はなぜシンケンジャーとコラボしなかったんだろう(さすがに時期が)。
シンケンジャーの変身アイテムであるショドウフォンも付属。
小さいながらも良い出来で、塗装なdもしっかりと再現されています。
あまりにもカッコ良すぎるぜ殿……。激しいアクションよりも、静かな佇まいが似合うレッドというのも希少ですねぇ。
獅子折神はエンブレム状態(左)と折神状態(右)の二種類が付属。
サイズのワリに塗装もしっかりしており、不満点は特にありません。
なにせこのサイズですからね二つとも……。
うーーん、満足満足……この出来なら他の4人(+1名)も揃えたくなりますね、本気で。
最後はシンケンオーと並べまして。
シンケンオーのレビューの時も思いましたが、いやー放送が終わった戦隊ヒーローの玩具で、
こんなにも出来の良いものが手に入る日が来るとは……オタは続けるものですなぁ(しみじみと)。

っということで、フィギュアーツのシンケンレッドでしたー。
魂フィーでの商品化希望アンケートから実に1年越しとなりましたが、発売されたという事実がまずは嬉しい(笑)。
シンケンゴールドが来月(3月)発売となるほか、ブルーグリーンは魂WEB限定での受注受付中。
こうなるとピンク、イエロー、姫レッドの販売やスーパー・ハイパー・外道レッドの他、
不破十蔵やドウコクのリリースも期待していきたいところです。

……あとスーパーとかハイパーも入ってきたらどうなることやらと頭が少々痛くなりますが(笑)