バンダイ HGUC 1/144 機動戦士ガンダムユニコーン RGM-89S スタークジェガン |
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さてさてさて。 2月20日を以て映画館でのプレミアレビューが始まり、PSストアでの本編配信(視聴機関限定)も開始された『機動戦士ガンダムユニコーン』。 さとっちさんもついついウッカリ公開日時を忘却していたものの、 タイムラインでの皆様の反応を見て「あ、そういやスタートしてたんだった」とばかりに PSストアで初購入してサクサクホイホイと見たわけですが。 ……すんませんナメてましたぁっっ!!!!!! (絶賛焼き土下座中) ごめんなさいOVA展開で展開とかやめろとか言っててごめんなさい!! こんなんテレビでやったらスタッフさん死んじゃう!!! 出来たとしてもシャフト的な事になるのが目に見えてる!!! というぐらいの鬼クオリティで、正直第二巻の発売が待ち遠しくて仕方ありません。 第一巻?買うに決まってるでしょそんなモン!!!!(購入候補から一度は外したのは誰だ) っということで一躍ユニコーン肯定派になったさとっちさんですが、 ユニコーンの肯定否定を問わず立体化を待ち望んでいたのが、このスタークジェガン。 初出はCCA-MSVで、デザイン担当は藤田一己氏。 鬼のようにカッコいいイラストの人気がありつつも当然ながら立体化されずにここまできたわけですが。 小説版ユニコーンの第一巻冒頭、クシャトリヤの戦闘シーンでの対戦相手となったことで、 「これは立体化の流れだなー」と思っていましたら、映像化に合わせて発売となりました!!! まぁ厳密には『藤田一己さんのスタークジェガンをカトキハジメ氏がリファインしたデザイン』なんですが。 言ってみればスタークジェガンVer.ka。 細かいところが色々と突拍子のないデザインじゃなくなるように調整されており、 ジェガンの派生型として違和感のないものになっています。 その分、面白みとか新鮮さはないんですけども……。 ところが、劇中で動くこの、スタークジェガンが、超絶に鬼神のごときカッコよさでですね。 ションベンちびるかと思いましたうぉぉぉぉおぉぉぉかっけえええええええ!!!!!! 未だかつてここまで活躍したジェガンなど存在しない!!というぐらいの勢いで、 『ジェガン=ヤラレ役』という図式さえひっくり返す勢いですよ!!! いやまぁ他の一般ジェガン達はもうお家芸と言っても言いぐらい華麗に美しく散りまくってましたが。 やられる様がここまで美しいのはジェガンさんだけやでぇ……(澱んだ目で)。 何はともあれ本編公開後初のUC機体ということもありますし、 サックリ組んでレビューとさせていただきますよー!!!!! |
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まずは素の状態でのジェガン。 肩と腰アーマー部分が通常のジェガンとは異なっています。 具体的には、追加装備などを増設可能にするためのマウントが設置されているのが特徴。 HGUCのジェガンと比べると、成型色が若干濃い色に変更されているのかな? それにしても、通常のジェガンには装備されていない腰フロントアーマー・腰リアアーマーがあるだけで、 馴染み深い連邦系量産機シルエットになりますね。 あと常々思ってるんですが、ジェガンのスネって完全にジオン系の設計ですよね。 |
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ジェガンD型に、さらに追加された部分は以下の通り。 ・頭部フェイスガード ・左側頭部大型バルカンポッド ・胸部ランチャーユニット ・腰フロントアーマー・リアアーマー・腰部改良型サイドアーマー ・大型バックパック 大型バックパックの上部へ伸びるスタビレーター、下部へ伸びる左右バーニアアームは角度変更が可能です。 胸部ランチャーユニットは試作機に搭載されていたマシンキャノンではなく、ダミー発射機に変更されています。 ここで分かるのは、やはり『出来る限り本体はシンプル勝つ拡張性の高い設計に。兵装は外部のユニット化にて対応する』 という設計思想で作られた機体がジェガンなんだ、ということですね。 バルカンポッドが大型に変更されているのも、得向きということで通信機能を向上させたため、かと思われます。 |
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付属する武装はビーム・ライフルとハイパー・バズーカ。 ビーム・ライフルはジェガンように設計されたものではなく、GMUやネモに運用されていた物と同タイプ。 ハイパー・バズーカは完全新設計のタイプとなっています。 武器の持ち手は右手のみのため、両方の装備は不可能。 |
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スタークジェガン用の増加装備がこちら。 合わせてライフルとバズーカも入れています。 |
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増加装備をすべて装着した状態、すなわち『スタークジェガン』がこちら。 肩部の武装レイアウトはGMVを彷彿とさせますが、ソレもそのはずで、 長距離支援用MSとであるGMVに代わる運用が可能な機体として、少数機が運用試験機として生産されたとのこと。 逆に言うならば、GMVの時点で長距離支援型MSの基本形は完成していたと言えるでしょう。。 もっとも、ガンダムUCのの世界では、本機は特務舞台の小隊長期として、優先的に配備されていた模様です。 |
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肩の大型3連装ミサイルポッドは丸軸接続のため、微妙に左右へ角度を付けることが可能になっています。 両肩へ一気にボリュームが追加されたことで、非常にスパルタンなシルエットを形作りますね 。 このミサイルポッドは戦闘中でもパージ可能になっており、射耗後のデッドウェイト化を回避しています。 作品中でもミサイルを撃ち尽くしてから即座にパージしていました。 残念ながら本キットでは、ミサイルポッドへの接続軸が太い丸棒になっているため、それは叶いませんが……。 また、藤田版スタークジェガンのキモでもあった、肩外側にマウントされる大型ミサイルは、 ユニコーン版には付属していません(涙)。 ROBOT魂ならばやってくれる……っ!!と思ってたんですが、 魂フィーチャーズのコメントカードで正式に否定されてて少し泣いた。 なお、頭部がバックパックのスタビレーターと少し干渉するため、 二重関節を搭載しているものの可動範囲は広くありません。 |
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(右画像ロールオーバー) |
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前腕部に追加されたアーマーはウェポンラックを兼用。 片側がビームサーベル2本、またはグレネードランチャー2門、という構成はリゼルと同じ。 じこもまた、連邦の設計思想の反映ですね。 |
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ジェガン用ではなく、旧型機の装備を運用している理由は『携行の容易さと高い作動安定性』を求めてとのこと。 純粋にネモのものと同じタイプ、ということはなく、小改良を加えているということですが。 フォアグリップは薄い板一枚ではないため見た目が良いものの、可動はオミットされています。 ……そういやこのサイズでこのビームライフルが立体化されるのは一体何年ぶりでしょうか。 一応MGでネモは発売されてるので、1/100では出てるんですけどね。 |
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映像中でもパッケージでも主武装だったハイパー・バズーカはこれもまた、 この時代のMS設計思想を反映したものになっています。 照準センサー部分は、ケンプファーなど(ポケ戦系)などに見られる完全外付けユニット。 弾倉も完全外付けの、実にシンプルな構造ですね。 これはやはり『本体はできるだけシンプな構造に。 性能向上・用途拡張は外付けユニットにて対応する』という思想こそが、 このジェガンの設計思想のベースであるためだと思われます。 380mm実体弾の発射システム自体に大幅なアップデートは起こりえませんが、 センサー系の発展と、ジェガン本体の射撃管制システムのアップデートは継続的に行われるはず。 ならば、それらに対応した火器をその都度開発するよりも、ユニット単位で更新することで、装備全体の延命を図ろう……ということですね。 |
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映像中では凄まじい機動と「これぞエース!!!」と呼ぶべき剣戟を見せたスタークジェガン、 その活躍は短時間ではありましたが、『特務仕様機』の名に恥じない、素晴らしいものでした。 ……小説版だと比較的アッサリ撃墜されてるんですけどね……。 |
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劇中では交戦していませんが、ギラ・ズールと並べまして。 ……どうみてもスタークジェガンの方が強そうですよねコレ……。開発年代はズールの方が後なんですけど。 |
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リゼル一般機と比較しても遜色のないボリューム感と強そうっぷり。 しかしこうなると通常ジェガンも欲しくなるなぁ(笑)。 |
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最後は今のところ発売されているUCシリーズの連邦機を3つとも並べまして。 ……ユニコーン、でっけえなぁ……。 ともあれHGUCのスタークジェガンでございました!!! CCA-MSVをベースにした機体が初めて立体化されたということもありますし、 ジェガン系の中でもおそらく最高クラスに人気の高い機体でもありますし、 今回のリリースはもう本当に嬉しいところですねぇ。 あとはリ・ガズィカスタムとかも出して欲しいところですが……さすがに難しいかなぁ。 まぁでもまずはデルタプラスですね!!アレが出なかったら泣く。 |
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