バンダイ 1/100 機動戦士ガンダムダブルオー
GNR-010 オーライザー
さてさてさて。

いつの間にやら肩までドップリとダブルオー漬けになり、ここまで熱心に新作プラモを買っては組んでるのっていつ以来かと考えても、
今までに無い勢いですとしか言えない今日この頃。
ガンダムアリオスのプラモを発売日に購入し、翌日もう一回ヨドバシを除いたら完売してた日には思わず絶句してアタマを抱えましたが、
皆様元気にプラモを素組んでいますでしょうか。
……もしかしてアリオスが一番人気なのかしら……。

さて、今まで基本的には1/100シリーズは積極的には購入してこなかったさとっちなのですが、
今回満を持して発売されたダブルオーライザーはそれはもうガッツリと、発売日にゲットさせていただきました。
11話ではプラモ販促の活躍もさることながら、今まで機能不全で充分な性能を発揮できなかったダブルオーの真の力が引き出される演出など、
短時間ながら実に見事な戦いっぷりでしたからね。

当然のように購入したのはダブルオーライザーなんですが、
ダブルオーガンダムのレビューに手間取っているので先にオーライザーだけのレビューとなります。
今回も塗装・スミ入れ一切無し、キット完全素組みレビューとなりますよ。

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まずは機体の全体像を。
シューティングゲームの主人公機と言われたら信じるようなフォルムをしていますが、
歴代ガンダムシリーズ登場した戦闘機としてはオーソドックスな部類ですね。
白とブルーがベースで、一部にグレーというシンプルなカラー構成はGディフェンサー以来でしょうか。

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ダブルオーガンダムとの合体を前提として開発された支援機、オーライザーの構成は3ブロック。
左右のバインダーが取り外されて、ダブルオーのGNドライブバインダーと接続されます。
左右のバインダーは青いウイングが展開可能。 外側に向けることが出来たらX-WING(略)。
バインダー後部のスラスターブロックはスイング可動が仕込まれています。

バインダー中央の青いブロックにはGNミサイル発射口が4門ずつ。ミサイルコンテナとシールドマウントを兼用しています。
機体中央ブロックは折り曲げるようにして変形、合体形態へと移行します。
機首のオレンジ色の部分はコクピットではなくセンサーブロック。コクピットは機体中央部に配置されていますが、
これは重心に近い位置にパイロットを置くことで、ハイG機動時の負担を軽減するためでしょうか。

特にダブルオーライザー時にはこの胴体ブロックもムーバブルバインダーとして使われるため、
重心から離れた位置=機首部にコクピットを配置する現用戦闘機スタイルだと間違いなくブラックアウト、ヘタすると死にます。
多分GNフラッグに乗ったグラハムどころじゃありません。
何せオーライザーの場合、元から背面接続になりますからね……。
常に逆Gがかかってる上に、機動の方向がまったく読めない状況で横殴りのGがかかったら多分一発でしょう。
後部スラスターブロックの青いフィンはボールジョイントでの接続。
左右に加えて捻りポジションが可能なので、ポージングに……あまり貢献していないのは気のせいです。
単発のベクタードノズルというものにどれぐらいの効果があるかは疑問ですが、単純な二次元可変ノズルではなく三次元的な可動に加え、マスバランサーとしての役割も果たしていそうです。
機体後部のブロックは二段階で折りたたまれて合体形態へ。
可動部は全てポリパーツが使用されているため保持力には問題ありません。

この可変ギミックを活かしてオーライザー単独でも変態的な機動が出来そうですが、やったら多分中の人は……。
胴体下面中央部にはフライングベース接続用のダボ穴が。隠す用のハッチパーツも付属しているため、合体状態でも気になりません。
ダブルオーの背中と接続するジョイントは右画像。背中のダボ穴に差し込んで下へスライドさせる事でカッチリとロックされます。
オーライザーの武装は前方へ指向したGNバルカン(左画像)とGNビームマシンガン(右画像)。
GNバルカンは左右に2連装の計4門。
戦闘機として考えるなら、外側に配置された銃口は直線弾道、内側に配置された銃口は前方αメートル(あるいはαキロメートル)で弾道が交わる交差弾道かと思われます。
破壊力と命中率を考えるとそういう配置が一般的ですね。
まぁこの時代ならFCSも超発達しているでしょうから、4門全部直射弾道とか4門全部交差弾道、という微調整もオートで可能だろうとは思いますが。

GNビームマシンガンはバインダー側に配置されているため、ダブルオーライザー時にはダブルオー側からコントロールする武装となります。
っということで、簡単ではありましたがオーライザーでした。
さすがに可動部が少ない・アクションの幅が無いキットだとレビューが短くてすみます(苦笑)。

ともあれ出来はかなり良くまとまっていますし、ダブルオーと組み合わせてこそなので、
単品でのプレイバリューは今回に限っては度外視して良いかと思います。
さーてダブルオーとダブルオーライザイのレビュー、作成頑張りますよっ!!