バンダイ 1/144 HG
機動戦士ガンダムダブルオー GN-007 アリオスガンダム
|
|
さてさてさて。
物語も14話を迎えて最終クールに突入した『機動戦士ガンダムダブルオー』。
ダブルオーはオーライザーと合体する事でツインドライブの性能を完全に発揮する事が可能となり、ケルディムはシールドビットが稼動可能に。
セラヴィーも新システムが搭載されて益々今後の活躍が楽しみになっていく中で、一人その存在感を最小化させていくガンダムアリオス。
ちょっと13話時点までの活躍を振り返ってみましょう。
・第3話:スメラギさんのヤケ作戦により無人のまま収監施設に突っ込まされる。
病み上がりのアレルヤが奇跡的にGN-X3を撃破(刹那との協同撃破)
・第4話:トランザム発動でダブルオーを海上まで引き上げる大活躍。 ソーマ機に狙われて危うくピンチ。
・第5話:GN-X3相手に飛行形態で突撃→ビームクロー展開で撃破。(※一番輝いた瞬間)
・第6話:ソーマ機にビームサーベルを突き込まれてライフル&右腕ほぼ全損。無人島落着でMIA扱いとなる。
ソレスタルビーイング、オリジナル太陽炉喪失の危機を迎える。
・第7話:荒熊パパ次第ではぶっ壊される/鹵獲されるところを見逃される。
ソレスタルビーイング、オリジナル太陽炉喪失の危機を奇跡的に乗り越える。
・第8話:おやっさんにボヤかれる。
・第9話:トレミーのエンジン扱い。他の2機も一緒だったのが救い。
・第11話:待望の支援メカ、GNアーチャー装備で出撃。 と同時に避難船団の護送に回される。戦局に何も影響せず。
・第12話:「こちらアリオス」だけが見せ場。画面に映らないまま終わる。ある意味凄い方向に輝きだす。
・第13話:トレミーの中でトランザム要員。もはやGNドライブだけが存在意義と化す。
……あまりにも輝かしすぎる参戦経歴と赫々たる戦果に涙を禁じえないこの状況。
パイロットが悪いのかそれとも中途半端な性能が悪いのかよく分かりません。
どちらも悪い、という説が濃厚ですがそれはさすがに残酷すぎるので心の中に仕舞いましょう。
さて、プラモの方に目を向けるとガンダム4機の中で最後発となったアリオス。
ガンダム3機分のノウハウ蓄積がありますから出来は良いと思いつつ、でも肝心の機体が……と思っておりましたが、何はともあれ衝動買い。
でも昨年12月に購入して組みあがったのが年明けだったりしました。素組みなのに。
ともあれ今回もインプレッションレビューということで。塗装はごく一部、スミ入れ基本的に無しでお送りします。
なお、今回GNビームシールド近辺のゲート処理が面倒だったので放置していますが、
心のフィルターでシャットアウトしてご覧下さい。
|
|
|
|
|
まずは全身をぐるりと。
両肩から伸びるGNビームシールドが大きいため、セラヴィーガンダム級のボリューム感があります。
膝から伸びる翼はシールでオレンジの色分けが再現されますが、今回は使用していません。
肩のGNビームシールドは盛大にグレー部分が足りていなかったりしますので、塗装派の人は頑張ってください。
黄色の上にグレーなのが救いではあります。 |
|
|
顔はその活躍っぷりからすると考えられないぐらいにオトコマエ。
額中央の赤いセンサー部分はクリアーパーツ。いつもどおり、内側からクリアーレッドを塗装してやりました。
ちなみに今回はフェイス部にもスミ入れはしていません。モールドが深いため、そこまでしなくても問題ないかな?と。 |
|
変形機構を有する関係で、無駄に可動範囲が広くなっています。
『ラストシューティング』も可能なぐらいに肩は動きますねー。ダブルオー〜セラヴィーまで搭載されていた、
胴体内部からの肩関節引き出しギミックはありませんが、それがまったくマイナスになっていません。お見事。
だからといってて怪鳥ポーズをとらせる理由があったのかどうかは我ながら謎です。 |
|
|
アリオスの主武装、GNツインビームライフル。
上下2連装の銃身は上側のバレルが角度を変更可能。 MA形態時の地上攻撃用とのことですが、どれだけ意味があるのか謎で仕方ありません。
というよりGNミサイルでも搭載した方がよほど……。 |
(右画像ロールオーバー) |
両腕カバーの内部にはGNサブマシンガン。こちらは水平二連銃身となっています。エネルギーは肘のGNコンデンサからでしょうか。
GNビームサーベルはフロントアーマーの内側に装備されています。
なお、キュリオスでは胴体中央だったGNドライブは股間に設置。GNドライブから直接脚が生えている形です。 |
|
肩から伸びるバインダー……ではなくGNビームシールド。
説明書によると
『GN粒子によるバリアを展開する新開発の防御システム。
GNフィールドとの違いは、展開されたビームシールド自体が攻撃力を持っていること』
とのこと。
もっとも今現在までを振り返るとそんなギミックが使われたのはGN-X3を挟み込んで切断した第5話だけですが。
パイロットが格闘戦は得意じゃありませんしそもそもそんなに活躍できるほど出撃して(略) |
|
GNビームサーベルとGNツインビームライフルを装備させて。
なお、この画像で使用しているベースはアリオスに付属します。
MS形態用と飛行形態用の2種類の支柱が付属しており、別売りのアクションベースを買う必要が低下しているのは嬉しいところ。
もっとも、細かい角度変更が出来なかったりしますから結局使い勝手はあまり良く無いんですが……。 |
(画像ロールオーバー) |
|
飛行形態への変形プロセスは割愛。
裏面から見ると相変わらず無体なことになっていますがその辺も面倒だったので割愛します。
翼が非常に小さいデザインですが、GNドライブによって飛翔できる点を考慮して最低限必要な翼面にした、というところでしょうか。
もっとも、翼面が大きければ動翼の利きも大きくなりますから、飛行形態での機動力は上がるんですが。
ただしこの形態は『飛行のため』ではなく『推力のベクトルを後方にのみ集中』させることが目的なので、細かい機動力は必要としなかったのかもしれません。 |
|
最後は同じHGシリーズのGNアーチャーと並べまして。
次のレビュー辺りでGNアーチャー頑張ります。ガデッサになるかもしれませんが。
ということでHGのアリオスでした。
ROBOT魂のアリオスは見事なまでに売り場で売れ残りまくっていましたが、
プラモの方は初回入荷が完売(ヨドバシ梅田)してたりで軽く驚かされました。
何だかんだでみんな、ヘタレなアレルヤが好きなのね……。
さぁ残り1クール、アリオスがどれだけ面目躍如できるのか若干楽しみに(そして諦観の念を持って)していきましょう。
……どう考えてもGNアーチャーの方が大活躍しそうなんだよなぁ…・・。
|
|
|
|
|
|
|
|
|