バンダイ　HCM-Pro30　リ・ガズィ

バンダイ　HCM-Pro30　リ・ガズィ

さてさてさて。 Zガンダム以降、数多くの可変モビルスーツが生まれてきました。 ……まぁ中には「……可変？」と思わずにいられないのもありましたが。そんな中、Zガンダムの正統なる後継のはずでありながら変形機構を自ら捨て、簡易変形に逃げやがった(酷)機体がありまして。それが今回のリ・ガズィ(リファイン・ガンダム・ゼータの略)です。

アナハイム社がZガンダムの量産を目的として開発しつつ、けど開発コストがかさむからといって変形機構を撤廃。変わってB.W.S(バックウエポンシステム)と呼ばれる増加パーツにプロペラントやら兵装を搭載。 Zプラスを使用した評価試験機、ZプラスR型をベースとして開発されたわけですね。まぁモビルスーツに無理やり変形機構と兵装を詰め込むよりは、外部パーツとして開発することで双方の発展性を確保しつつ、性能も引き上げようとしたのではないかと思うんですが。ほら、機首部にメガビームキャノンも搭載できましたし。両サイドにはビームカノンもありますし。正面火力『だけ』ならZガンダムより上ですよ！？その他の性能的にも、オリジナルのZガンダムに匹敵するっぽいですし。カタログ上は。

しかしそんな目論見が外れまくるのは、兵器産業ではもう日常茶飯事。宇宙戦闘機形態からMS形態への移行は可能でもその逆は不可(パージするので再回収できるかどうかも怪しい)。戦闘機動も直線が基本となるので、ニュータイプだろうが何だろうが敵機の攻撃回避が実に困難。 MS本体は高性能かもしれないけれど、BWSとの接続を考えると手の込んだ武装や大物火器の形態が事実上不可能……。 ……何か書いてて涙出てきますね。量産機の試作型だし。案の定、映画でもすぐにBWSは被弾するわ捨てられるわ、小説版ではメガビームキャノンに関して『弾速が遅く、ビームの弾幕で簡単に射線を捻じ曲げられてしまう』とまで書かれていますし。使えねえ……orz とはいえ、スパロボやジージェネで使うときは100％この形態なんですが。撃墜されたらまぁMSで、というか。防弾チョッキ万歳！！飛べるしな！！

それでもこのMS形態になると若干マシで。アムロはMS形態でギュネイのヤクト・ドーガを圧倒、撃墜寸前までいきました。シャアが割り込んでなきゃギュネイはあそこで死んでたわけで、ギュネイがいなきゃクェスがあそこまでムキになったかも怪しく、かつケーラさんが握りつぶされることも無かったに違いないわけで、そうなるとチェーンが半壊したMS形態で出撃する必要も無かったわけですね。何てこった。大佐、空気読もうよ！！

背景に溶け込むのでちょっと板を立ててみましたー。右側ね。 ……まぁこのMS形態も『ガンダムもどき』と呼ばれ、シャアからは「中途半端な機体」と切り捨てられたわけですが。 ……スパロボやジージェネではこの形態になる＝撃墜された、と同義だったりしますね。うん。しょっぺえ。

付属するスタンドはBWS形態でしか使えないというステキクソ仕様なので、いつものごとくCM'ｓのTFC用スタンドを使っています。頭部のアンテナは軟質樹脂で、かつBWS装着時には地味に干渉するので曲がります。ええ。 ……モデグラ誌に掲載された伊藤霊一さんの作例を見習ってアンテナ位置変えようかしら。あ、ちなみにカメラアイはクリアーパーツですが、光がまったく入らないので何の意味もありません。いい加減に塗装オンリーにしましょうよバンダイさん。

射線の先にはギュネイのヤクトがいると思ってください。買ってないんだよ！タイミング逃したんだよ！！あ、ちなみにシールドは誰も使ってません。ケーラは使えなかったと言うか何というか。ちなみにこのライフル、ブルパップスタイルだわ弾倉下配置だわで絶対に持てないので、軸をオフセットした専用手首が付いています。これだから出渕デザインの武器は！！(酷

で、そんな不幸なアイテムことシールドの内側大公開。シールド上部にハンドグレネードを3発、グリップを収納した上からライフルを無理やり収納してBWS装着時に機体下面を覆います。 ……というかそのためだけに作られたような気がしないでもない。まぁ逆シャアの時代にシールドあってもどうするっちゅー話ですが！ビームで撃ち抜かれますわな。腰サイドアーマーは完全にグレネード発射装置と化しております。でもBWS装着時には撃てないというオマケ付き。 ……深く考えて設置しましょう、開発陣。ちなみにこのグレネードと腕のグレネードでα・アジールを撃破したわけで。そう考えると強いなグレネード。

コクピットハッチが開閉可能となっています。これぐらいならウェルカムなんだけどなぁ。意味不明の装甲板脱着可能、とかはもう…。バックパック中央のスタビレーターは上下に可動。Zの直系だというのが分かるデザインですねー。

5thルナ攻防戦で。このときってライフル持ってたっけな……。いや、そもそもサザビーって手首からのサーベルで応戦してたっけな……。この画像一枚のために見直すのも悔しいのでこのまま行きます(ぇー)。
そんなわけでリ・ガズィでしたー。いや、いい機体だと思うんですよ？「中途半端」とか「ガンダムもどき」とか言われても、被弾が激しすぎてアムロがジェガンで出るしかなくなっても、ケーラが搭乗したらボコられて、脱出したら握りつぶされても。チェーンが搭乗してα・アジールを撃墜したら、ブライト艦長の息子にして大バカ野郎のハサウェイに逆ギレされてビームライフルで撃墜されても。パーティアタック万歳かよ！！そんなリ・ガズィを、さとっちさんは応援します。でも一番好きな可変MSはZプラス。
関連リンク：･B.M.W内　伊藤霊一さん作例　『1/100　リ・ガズィ』･バンダイ　HCM-Pro30 リ・ガズィ･バンダイ　HCM-Pro29　サザビー･バンダイ　HCM-Pro28　ギュネイ専用ヤクト・ドーガ･バンダイ　HCM-Pro32　クェス・エア専用ヤクト・ドーガ･DVD　機動戦士ガンダム　逆襲のシャア

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さてさてさて。 Zガンダム以降、数多くの可変モビルスーツが生まれてきました。 ……まぁ中には「……可変？」と思わずにいられないのもありましたが。そんな中、Zガンダムの正統なる後継のはずでありながら変形機構を自ら捨て、簡易変形に逃げやがった(酷)機体がありまして。それが今回のリ・ガズィ(リファイン・ガンダム・ゼータの略)です。

アナハイム社がZガンダムの量産を目的として開発しつつ、けど開発コストがかさむからといって変形機構を撤廃。変わってB.W.S(バックウエポンシステム)と呼ばれる増加パーツにプロペラントやら兵装を搭載。 Zプラスを使用した評価試験機、ZプラスR型をベースとして開発されたわけですね。まぁモビルスーツに無理やり変形機構と兵装を詰め込むよりは、外部パーツとして開発することで双方の発展性を確保しつつ、性能も引き上げようとしたのではないかと思うんですが。ほら、機首部にメガビームキャノンも搭載できましたし。両サイドにはビームカノンもありますし。正面火力『だけ』ならZガンダムより上ですよ！？その他の性能的にも、オリジナルのZガンダムに匹敵するっぽいですし。カタログ上は。

しかしそんな目論見が外れまくるのは、兵器産業ではもう日常茶飯事。宇宙戦闘機形態からMS形態への移行は可能でもその逆は不可(パージするので再回収できるかどうかも怪しい)。戦闘機動も直線が基本となるので、ニュータイプだろうが何だろうが敵機の攻撃回避が実に困難。 MS本体は高性能かもしれないけれど、BWSとの接続を考えると手の込んだ武装や大物火器の形態が事実上不可能……。 ……何か書いてて涙出てきますね。量産機の試作型だし。案の定、映画でもすぐにBWSは被弾するわ捨てられるわ、小説版ではメガビームキャノンに関して『弾速が遅く、ビームの弾幕で簡単に射線を捻じ曲げられてしまう』とまで書かれていますし。使えねえ……orz とはいえ、スパロボやジージェネで使うときは100％この形態なんですが。撃墜されたらまぁMSで、というか。防弾チョッキ万歳！！飛べるしな！！

それでもこのMS形態になると若干マシで。アムロはMS形態でギュネイのヤクト・ドーガを圧倒、撃墜寸前までいきました。シャアが割り込んでなきゃギュネイはあそこで死んでたわけで、ギュネイがいなきゃクェスがあそこまでムキになったかも怪しく、かつケーラさんが握りつぶされることも無かったに違いないわけで、そうなるとチェーンが半壊したMS形態で出撃する必要も無かったわけですね。何てこった。大佐、空気読もうよ！！

背景に溶け込むのでちょっと板を立ててみましたー。右側ね。 ……まぁこのMS形態も『ガンダムもどき』と呼ばれ、シャアからは「中途半端な機体」と切り捨てられたわけですが。 ……スパロボやジージェネではこの形態になる＝撃墜された、と同義だったりしますね。うん。しょっぺえ。

付属するスタンドはBWS形態でしか使えないというステキクソ仕様なので、いつものごとくCM'ｓのTFC用スタンドを使っています。頭部のアンテナは軟質樹脂で、かつBWS装着時には地味に干渉するので曲がります。ええ。 ……モデグラ誌に掲載された伊藤霊一さんの作例を見習ってアンテナ位置変えようかしら。あ、ちなみにカメラアイはクリアーパーツですが、光がまったく入らないので何の意味もありません。いい加減に塗装オンリーにしましょうよバンダイさん。

射線の先にはギュネイのヤクトがいると思ってください。買ってないんだよ！タイミング逃したんだよ！！あ、ちなみにシールドは誰も使ってません。ケーラは使えなかったと言うか何というか。ちなみにこのライフル、ブルパップスタイルだわ弾倉下配置だわで絶対に持てないので、軸をオフセットした専用手首が付いています。これだから出渕デザインの武器は！！(酷

で、そんな不幸なアイテムことシールドの内側大公開。シールド上部にハンドグレネードを3発、グリップを収納した上からライフルを無理やり収納してBWS装着時に機体下面を覆います。 ……というかそのためだけに作られたような気がしないでもない。まぁ逆シャアの時代にシールドあってもどうするっちゅー話ですが！ビームで撃ち抜かれますわな。腰サイドアーマーは完全にグレネード発射装置と化しております。でもBWS装着時には撃てないというオマケ付き。 ……深く考えて設置しましょう、開発陣。ちなみにこのグレネードと腕のグレネードでα・アジールを撃破したわけで。そう考えると強いなグレネード。

コクピットハッチが開閉可能となっています。これぐらいならウェルカムなんだけどなぁ。意味不明の装甲板脱着可能、とかはもう…。バックパック中央のスタビレーターは上下に可動。Zの直系だというのが分かるデザインですねー。

5thルナ攻防戦で。このときってライフル持ってたっけな……。いや、そもそもサザビーって手首からのサーベルで応戦してたっけな……。この画像一枚のために見直すのも悔しいのでこのまま行きます(ぇー)。
そんなわけでリ・ガズィでしたー。いや、いい機体だと思うんですよ？「中途半端」とか「ガンダムもどき」とか言われても、被弾が激しすぎてアムロがジェガンで出るしかなくなっても、ケーラが搭乗したらボコられて、脱出したら握りつぶされても。チェーンが搭乗してα・アジールを撃墜したら、ブライト艦長の息子にして大バカ野郎のハサウェイに逆ギレされてビームライフルで撃墜されても。パーティアタック万歳かよ！！そんなリ・ガズィを、さとっちさんは応援します。でも一番好きな可変MSはZプラス。
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